2/6 〜 2/28

どうも、ごぶさたしております。
妖怪・小銭乞食です。
およそ1年前に心優しき皆さまから大量の小銭をご提供頂きました。
ずしりと重い、一生分の100円玉と一生分の50円玉。
こんなにあっても使いきれないよ!
なんて思ったおいらが甘かった。
小商いとは恐ろしいもので、100円50円共に底を突きつつあります。

年末の大掃除でサッシの隙間から出現した50円玉、畳の継ぎ目に突き刺さっていた100円玉、カバンの底やコートのポケットでジャラジャラ言ってるそいつらを、どうかこの妖怪にお渡しください。
一定数まとめて軽やかな紙状のお札に封じ込める能力をおいらは持っています。

1/9 〜 2/5

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年を跨いですっかり過去のできごとのようですが、ワールドカップ面白かったですね。
放送時間が夜型人間にとってのゴールデンタイムだったこともあり、大会の終盤あたりから夢中になってしまいました。
完全なる「にわか」です。
その中で、ディフェンスラインを「上げる」あるいは「下げる」という言い回しを覚えました。

商売においては「顧客の需要に応える」ことがディフェンス、「新たな需要を生み出す」ことがオフェンスだろうと考えます。

星屑にとってのオフェンスは、他の都市に比べて夜が早いと言われるここ名古屋で夜型喫茶を定着させること。
しかし現実はそう甘くなく、とりわけ冷え込みが激しくなった12月から夜がなんとも寂しい感じで、そのぶん15:00の開店直後にご来店が偏って満席パニック状態になりがちです。

サッカーを観ながら「いったんディフェンスラインを下げてみるか」なんて監督視点で思いました。
パニック状態が続くとパフォーマンスが下がって失点しがちですからね。
そんなわけでしばらくの間14:00 – 22:00で営業してみます。

ずいぶんと風邪が流行っているようです。
私も先週寝込みました。
未だ本調子でないので今月は休み多めで失礼します。
皆さまも星屑をお手本に、くれぐれもご無理なさらぬよう。

年末年始

コロナを機に「おひとり専用喫茶」を始めて丸2年。
当初はそう長くは続けられないだろうと見込んでいましたが、おかげさまで店はなんとか成り立っています。
「おふたりOK」時代と比べると売上◯◯%減。
水面すれすれの飛行ながら、そろそろブルーインパルスからスカウトされるんじゃないかというほどに安定感は抜群です。

まだそんなにコロナ気にしてんの?
たまにこう言われたりしますけども、今となってはもはやコロナは関係ありません。
どういうことかというと……。

「街の中に静かな空間を作る」
これが開業にあたっての最たる目標でありましたから、初年度よりそのような店づくりを心掛けて参りました。
しかし「静かさ」というのは単純なようで実現するのは思いのほか難しかった。
ちょうど愛煙家と嫌煙家のように、会話を楽しみたい人と静寂を享受したい人というのは同じ空間を幸福なかたちで共有することができません。
千客万来というスタンスは必ず誰かに我慢を強いる結果を招いてしまいます。
だからといって細かなルールを設けてみても万人に周知徹底するのは不可能に近い。
弊店の場合は声量を注意せざるをえない場面が頻発してしまっていたわけですが、誰ひとりとして悪意があるわけではないのでこちらとしても申し訳なく胃が痛い……。
etc. etc…

そんな諸問題が期せずして「おひとり専用」というシンプルな線引きによってあっさり解決してしまった。
加えて、アイデア自体は誰にでも思いつく陳腐なものでも、がっつり実践している店は全国的に見ても希少らしい。
なにそれ、ちょっとやりがい感じちゃう。
そう思って続けているというのが実際のところです。

そんなわけでひとまずは2023年も「おひとり専用喫茶」でスタートする所存です。

ちょっと気が早いですけど、みなさま良いお年を。

11/1 – 12/4

「高低差ありすぎて耳キーンなるわ」という有名なフレーズがありますけれども、珈琲店では「気圧」ではなく忙しさと暇さの落差が激しすぎて耳キーン状態になることがあります。
10月はそんな日の連続でした。

いや、愚痴りたいわけではないのです。
まがりなりにも5年やっておりますので、こういうことは初めてではありません。
原因を考えてみても仕方がないし「天気」みたいなもので誰が悪いわけでもない。
これは「運気」の問題なのだと割り切っています。

考えてみると「気」という漢字の付く言葉は文字通り気体のようでコントロールが難しい。

「雰囲気」「空気感」
カフェについて語られる際に多用される単語には曖昧なものが多いですが、それもそのはず、そもそもお客さんがカフェへ行くかどうか決めるのもその時の「気分」次第です。
生きる上で必須のものではありませんからね。

いやはや、なんとも緩い地盤の上で成り立っている商い。
いやしかし。
見ようによっては焙煎という作業も立ち昇る水蒸気と煙を見つめたり嗅いだりする、気体を扱う仕事ではないか。
弊店が相手にしている対象って、実はほとんど「気」にまつわるものなのではないか。

店内にお客さんのいない時間、こんなことに思いを巡らせた10月でありました。

おひとり専用・そして夜型。
この商売的二重苦を背負って(良かれと信じてやってることですが)、11月も曖昧さの中を泳いで参ります。
なにかの拍子に「気」が向いたら覗いてみてやってください。

10月の予定

毎度お知らせが遅くなりました。
10月の営業スケジュールはこんな感じです。

とある店休日、焙煎と仕込みの合間に小腹がすいてコンビニでサンドイッチとスムージー的な飲み物を購入したところお会計が750円でした。
特に値段を気にすることもなくレジへ向かった私ですが、頭の片隅ではぼんやり500円未満を想定していたので一瞬「?」となってしまいました。
もちろん店員さんのミスではありません。
ものの値段がいつのまにやらこのくらいの水準になっていることに平素ボーっと生きている私は軽い驚きを覚えたわけであります。

同日、作業をしながら聴いていたラジオでちょうどニューヨークの物価についての話題が出ました。
コンビニでこれといった特徴があるわけでもないシンプルなハムサンドを手に取ると平気で8ドル、日本円で1000円を超えてくるのが当たり前であると。
外食産業の上昇っぷりはさらに顕著で、ファミレスレベルでも1人あたり10,000円を超えることが珍しくないらしいです。
では皆が皆それ相応に稼いでいるかというと必ずしもそうではなく、シェアハウスで自炊がデフォルト、外食なんてしませんよ、という層もかなり増えているとのことでした。
数時間前に500円未満を想定していた自分がちょっと恥ずかしい。

いったいお前はなんの話をしているんだいと思われるでしょう。
端的に申しますと弊店でも徐々に値上げしていきますということです。

昭和生まれの私(いや、あえて我々と言おう)には一つの大きな基準値があります。
「不二家のショートケーキ250円」
これです。
幼少期に植え付けられたこの基準のせいで、私はレジで「コーヒーとケーキ、合わせて1020 円です」とか言うたびに内心自分で「高いなぁ」と思っています。
しかし実際のところは高くないどころか昨今の原材料費を考えるとむしろ割安なくらいなのです(クオリティについては考慮しないでくださいね)。

「喫茶店で1,000円? 高くない?」
そんな昭和生まれスピリットは当の私にも未だ健在ではあります。
しかしそんなことを言い続けてたら早晩店が立ち行かなくなる。
一気にそんな時代になってしまった。
だから皆さん、ここはニューヨークスピリットで行きましょう。
え? 嫌ですか?
いや、あの、ニューヨークが極端であるならば間を取ってハワイスピリットでどうでしょう?
(と思って調べてみたらハワイはさらにすごいっぽい!)

いつにも増して長くなってしまいました。
いかな理由があろうと値上げというのは罪悪感を伴うものです。
後ろめたいと人間はよく喋りますね。

引き続きご愛顧のほど、ご無理のない範囲でよろしくお願い申し上げます。

9/5 〜 10/2 の予定

お知らせが遅くなりました。
今月は写真のようなスケジュールで営業して参ります。
画像が荒くてちょっと見づらいですかね。
営業時間は15:00 – 22:30。
定休日は月火水。
例外として9/19(月・祝) と9/28(水)は営業します。

誰か著名人が亡くなった時に、あくまで自己満足の範疇ではありますが、店内でささやかな追悼をすることがあります。
さくらももこ氏が亡くなった時は『コジコジ』を本棚の目立つ位置に移動させたり、「ボサノバの神様」ジョアン・ジルベルト氏の時にはBGMをジョアン・ジルベルト縛りで一週間ループ再生させたり……。
本当にささやかすぎるので誰にも気付かれたことがありません。

しかし先月お亡くなりになった精神科医・中井久夫氏の場合は違いました。
私の所持していた唯一の著作をポンとカウンターに置いてみたところ、とても多くのお客さんから反応があったのです。
しかも皆さんその反応の仕方に少なからぬ熱がこもっていて、「中井先生大好き」「すごく優しい人」「この人の本に救われた」といった、内容というより人間性にまつわる言葉が多いのが印象的でした。
一冊しか読んだことのない私はそ、そうなんですね、といった感じになってしまいましたが、これを機に次の一冊を読んでみたくなっています。

ちなみに、ある人が中井久夫氏の著作について書いた短い書評の中に次のような一節が登場します。
「社会のなかに住まいつつ、それでも誰の手下にもならず誰も配下にしない戦いと抵抗と孤高の生を生きようとするならば、あなたはこの本を読まなければならない」
私はニートをしている時にたまたま読んだこの一文にガツンとやられ、誰の手下にもならず誰も配下にしない生き方を自分もしようと決意しました。
ニートのくせに生意気ですね。
そして結果しがないコーヒー屋。
良かったんだか悪かったんだか。

9/4 までの予定

営業時間:15:00 – 22:30
定休日:月 火

※8/10(水)休
※8/19(金) 8/26(金) 9/2(金)は17:00〜
※おひとり専用

「コロナを機に人々の生活リズムが朝型方向に向かっている」というような話をちょくちょく耳にします。
とりわけ遅い時間が主戦場のバーテンダーさんにお話を伺うとかなりはっきりと体感されていることが多い。
要するに夜が早くなっているわけです。
事実、私はこれを22時のデニーズで安いワインを飲みながら書いておるのでありますが、店内は放課後の教室のような静けさです。
おそらくビジネス的に狙い目なのは朝から昼にかけての時間帯でありましょう。
しかし、そんな現状を踏まえる度にむくむくと湧き上がってくるのが私の中のAmanojaku Spirit。
だったらうちは夜を伸ばそう。
22:30 は大して遅くないかもしれませんけども、これは私の体力が原因でありまして、徐々に、徐々に、闇夜へ浸かって参る所存です。

そんな思いもあって先日購入したのが黒い招き猫。
京都に「主夜神」という夜の神様を祀るお寺がありまして、この黒猫は主夜神様の使いであります。
普段信心とは無縁の私も、夜の神と聞いては無視できませんでした。

一時期連呼された「いわゆる夜の街」という言葉から連想されるのは酒や色恋や性や大声や暴力といったものでしょうが、星屑が目指すのは静かで内省的な夜の在り方であります。

7/18 〜 8/7

7/18(月)〜20(水)  猫休(両親不在の実家に泊まって猫の世話をします)

21(木)〜24(日) 15:00 – 22:00

25(月)〜8/3(水)  工事

7月の頭からリハビリ営業を始めておりました。
こちらのページではお知らせしておらず申し訳ありません。
すっかり更新することを忘れておりました。

その間おかげさまで異常睡眠の症状が出ませんでしたので、眠りの森からは無事に脱出できたのだと思います、たぶん。

元通りやっていくぞと張り切ったのも束の間、タイミングの悪いことにまたビルに工事が入ることになってしまいました。
寝ている間に済ませておいてほしかったですけど、世の中そう都合よく動いてはくれませんな。
2階共用部、チャームポイントであった(?)和式トイレが洋式になるそうです。
それ以上の詳細は私も知りませんが、きれいになることを皆さん一緒に期待しましょう。

というわけで7月の営業は残すところ今週の木金土日。
その次は8/4(木)になる予定です。
相変わらず不安定な営業形態ですみません。

眠りの森へ

今日からしばらくの間お休みをいただこうと思います。

というのも、どうやら持病の「反復性過眠症」が3年ぶりに発症してしまったようなのであります。
「眠れる森の美女症候群」という恥ずかしい俗称もあるこの病の症状は読んで字の如くただめっちゃ寝るというものです。
まともに起きていられないといった方がいいかもしれません。
起きている間も意識は2日連続で徹夜した時みたいなぼんやり具合です(今も)。

3年前の前回は症状が1ヶ月近く続いてしまいましたが、これは自分にとって最長記録でありまして、通常はもっとすぐ治ることが多いです。
今回は短く済むことを祈ります。

それではさっそく季節はずれの冬眠に入ろうと思います。
覚めたらまたご報告いたしますので、それまでは温かい目で放置していただけますと幸いです。
命に別状はございませんのでご心配なく。

おやすみなさい。

5月

14:00 – 22:00
月火水 定休
※おひとり専用

ゴールデンウィークは下記の通り少し変則営業になります。

5/2(月) 休
5/3(火) 18:00 – 24:00
5/4(水) 18:00 – 24:00
5/5(木) 休

2日間だけではございますが夜だけの営業をします。
連休だからといってお出かけの予定があるわけではない皆さん。
コーヒー屋で夜ふかし、なんてのも乙な休日の過ごし方ではないでしょうか。

さて、弊店は古いビルの2階にございますけれども、現在隣の部屋が空いています。
そしてテナント募集中です。
なにかしらのご商売を検討している方がもしいらっしゃいましたらインスタグラムにあげた写真をご参照ください。
ただし星屑が仲介を担当しているわけではなく、勝手に宣伝しているだけなのでお問合せは資料記載のご担当者様までお願いします。

私の理想は焼き菓子屋さん。
なぜなら甘味を外注にしてお菓子作りから解放されたいから……。
なんて都合のいい妄想に取り憑かれてこんな宣伝までしてしまったわけなのですが、現状水道設備すらないのであまり現実的でないかもしれません。

壁ぶち抜いてうちが拡張するぜ、なんて言えたらかっこいいんですけどね。